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20代よりも“インスタ映え”消費に積極的? 変わる30・40代の金銭感覚 |ビンカンステーション

昨年好評だった30・40代の金銭感覚レポート。今年も最新の調査結果を20代のデータと比較しながらお届けします。人生の先輩たちのライフスタイルやキャリア観を知り、将来について考えるきっかけにしてみてくださいね。

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社は、2018年1月10日~15日の6日間、30歳~49歳の男女を対象に「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2018」をインターネットリサーチで実施しました。下記は1,000名の有効サンプルの集計結果です。

ライフステージの移り変わりとお財布事情の変化

  • 賃上げ効果はあり? 30代・40代のお小遣い額 平均は約3万円、昨年より1.6千円減少20代と同水準に
    30代・40代の貯蓄余力高まる 貯蓄「0円」減少、「1千万円超」増加、平均額は247万円、昨年より115万円上昇
    貯蓄額を増やすなら40代前半までに? 貯蓄は40代で停滞期に入りやすい傾向
  • 30代・40代の懐が暖かくなっている? 財布の中身は平均14,590円 昨年プラス459円で微増
  • 気になる女性と初デート!“オトコのよそいき財布”年代別比較 30代では約3万円で20代より約7千円高い結果に
  • スマホ決済ができる「電子マネーアプリ」は各年代の約2割、話題の「ビットコイン決済アプリ」は30代の2%が利用
  • 30代・40代のスマホの中身 人気のアプリは「ポイントカードアプリ」「銀行アプリ」「フリマアプリ」「家計簿アプリ」は30代・40代より20代が利用
  • 決済金額を問わないキャッシュレス化がこれからの潮流か? 20代よりも30代・40代でキャッシュレスが浸透

はじめに、30代・40代の金銭感覚について探るために、毎月自由に使えるお金はいくらあるか聞いてみました。全体の平均額は30,272円で、未婚者は39,103円、子どものいない既婚者は28,787円、子どものいる既婚者は21,371円となりました。子どものいる既婚者は、お小遣いより家族の生活費を優先している人が多いためか、自由に使えるお金は全体の平均額よりも8,901円少ない結果となっています。
昨年(2017年)の調査(※1)と比較してみると、毎月自由に使えるお金の平均額は2017年31,895円→2018年30,272円と、1,623円の減少となりました。年代別にみると、30代では2017年30,896円→2018年30,396円と500円の減少、40代では2017年32,895円→2018円30,148円と2,747円の減少で、40代での減少幅が大きい結果となっています。

※1:SMBCコンシューマーファイナンス「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2017」より

毎月自由に使えるお金の平均額 (数値入力回答より算出)

また、同様の質問を行った20代の調査結果(※2)も利用し、毎月自由に使えるお金の平均額を年代別に比較したところ、20代29,694円、30代30,396円、40代30,148円と、いずれも約30,000円となりました。年代間でお小遣い額に大きな差はないようです。しかし、婚姻状況別にみると、未婚者では20代31,644円、30代38,378円、40代40,152円と年代差がみられました。

※2:SMBCコンシューマーファイナンス「20代の金銭感覚についての意識調査2017」より
以下、20代の調査結果は同調査より引用しています。

毎月自由に使えるお金の平均額 (数値入力回答より算出)

※20代の調査結果は、同様の設問で聴取した「20代の金銭感覚についての意識調査2017年」
(SMBCコンシューマーファイナンス調べ)より引用

続いて、普段はなかなか聞きづらい現在貯蓄できているお金はいくらあるか聞いたところ、貯蓄できていないとする「0万円」が17.1%と、およそ6人に1人の割合でみられ、また、「1万円~50万円以下」が26.2%、「50万円超~100万円以下」が12.1%で、それらを合計した貯蓄額100万円以下は55.4%と半数以上を占める結果となりました。他方、「500万円超~1千万円以下」(10.1%)や「1千万円超」(11.1%)という人もみられ、貯蓄額の調整平均(※3)は247万円でした。
昨年(2017年)の調査結果と比較すると、貯蓄ができていない人(「0万円」)の割合は、2017年25.4%→2018年17.1%と8.3ポイントの下降となり、貯蓄額「1千万円超」の割合は、2017年6.6%→2018年11.1%と4.5ポイントの上昇となり、平均額は2017年132万円→2018年247万円と115万円の増加となりました。貯蓄がない人の減少、貯蓄額1千万円の壁をクリアした人の増加、貯蓄額の底上げ傾向がみられます。また、平均額の変化を年代別にみると、30代では2017年117万円→2018年198万円で81万円の増加、40代では2017年150万円→2018年316万円で166万円の増加となり、30代・40代の貯蓄余力の高まりがうかがえます。

※3:当該設問では、上位数%のデータにみられた極端な値(貯蓄額が数千万円・数億円など)の影響を除外するため、10%調整平均(上位と下位からそれぞれ10%のデータを除外して算出した相加平均)を利用しています。

Q.現在貯蓄できているお金はいくらあるか? (数値入力回答:__万円)
現在貯蓄できているお金の調整平均額の変化 (数値入力回答より算出)

さらに、貯蓄額の調整平均を年齢別(5歳区切り)に比較すると、20代前半~40代前半までは上昇傾向(20代前半30万円→20代後半96万円→30代前半178万円→30代後半219万円→40代前半323万円)がみられますが、40代になってからはほぼ横ばい(40代前半323万円→40代後半310万円)で推移していることがわかりました。40代後半という時期には子どもの教育費の負担が高まる人も多く、貯蓄は停滞期に入りやすい傾向にあるようです。

現在貯蓄できているお金の調整平均額 (数値入力回答より算出)

※極端な値の影響を除外するため、10%調整平均を利用
(グラフのn数表示は上下10%のデータを除外する前のサンプルサイズを表示)
※20代の調査結果は、同様の設問で聴取した「20代の金銭感覚についての意識調査2017」
(SMBCコンシューマーファイナンス調べ)より引用

次に、30代・40代の財布の中身について聞いてみました。普段(平日)、財布にいれている金額はいくらか聞いたところ、「5,000円超~1万円以下」が25.7%で最多回答となり、『1万円以下』は61.4%となりました。財布の中身が1万円以下という人が半数以上のようです。また、平均額は14,590円でした。
昨年(2017年)の調査と比較すると、平均額は2017年14,131円→2018年14,590円と459円の増加となりました。景気が上向きといわれていますが、30代・40代の普段の懐事情もやや暖かくなり始めているのかもしれません。

Q.普段(平日)、財布に入れている金額は? (数値入力回答:__万円)

財布の中身の平均額を年代別に比較すると、「普段の財布の中身」は、20代9,408円、30代13,201円、40代15,979円となりました。また、どこまで所持金が減ったら手持ちが少なくて不安になるかを聞いて得られた「少なすぎて不安な財布の中身」については、20代2,815円、30代3,802円、40代4,503円となりました。

財布の中身の平均額  (数値入力回答より算出)

※〈普段の財布の中身〉・・・普段(平日)、財布にいれている金額から算出
〈少なすぎて不安な財布の中身〉・・・手持ちが少なくて不安になる金額から算出

※20代の調査結果は、同様の設問で聴取した「20代の金銭感覚についての意識調査2017」
(SMBCコンシューマーファイナンス調べ)より引用

では、普段と異なり、“気になる異性と初デートをする休日”といった、よそいきのときには、財布にいくらくらい現金をいれておけばデートを楽しめるのでしょうか。男性(500名)に、気になる異性と初デートをする休日に、財布にどのくらいの現金をいれておけば安心できるか聞いたところ、「1万円超~2万円以下で安心」(26.6%)や「2万円超~3万円以下で安心」(24.8%)などに回答が集まり、半数以上が安心できる所持金は2万円(「1万円超~2万円以下で安心」までの累計51.2%)となっています。また、平均額は28,650円となりました。
20代の調査結果と比較し、男性の年代別に注目して平均額をみると、20代男性22,861円、30代男性29,656円、40代男性27,644円となり、30代は20代よりも平均額で6,795円高くなりました。

Q.気になる異性と初デートするとき、安心できる所持金は?(数値入力回答:__円で安心) 対象:男性

最近では、スマホで支払いや買い物ができるアプリなど、便利なマネー系アプリが続々と登場していますが、30代・40代ではそのようなアプリをどのくらいの人が利用しているのでしょうか。“財布の中身”に続き、30代・40代の“スマホの中身”について、質問を行いました。
スマートフォン(または、フィーチャーフォン)にいれているお金・買い物関連のアプリについて聞いたところ、「ポイントカード/会員証アプリ」が38.1%で最も多く、次いで、「ネット銀行/銀行アプリ」が26.4%、「ネット通販アプリ」が21.3%、「フリマ/オークションアプリ」が19.7%、「電子マネーアプリ」が18.9%となりました。スマホをポイントカードの代わりとして使えるアプリのほか、ネットで銀行取引などができるアプリ、ネットで物品の売り買いをできるアプリなどがよく使われているようです。
男女別にみると、男性では「ネット銀行/銀行アプリ」(34.4%)や「電子マネーアプリ」(24.0%)、「オンライントレード/証券アプリ」(11.8%)が女性(それぞれ18.4%、13.8%、2.8%)よりも高く、女性では「フリマ/オークションアプリ」(23.6%)が男性(15.8%)よりも高くなりました。男性には決済や金融取引ができるアプリ、女性にはフリマアプリが人気となっていることがわかりました。

Q.スマホ(または、フィーチャーフォン)にいれているお金・買い物関連のアプリは? (複数回答)

年代別にみると、「フリマ/オークションアプリ」(20代30.4%、30代25.6%、40代13.8%)や「家計簿アプリ」(20代17.6%、30代12.8%、40代5.2%)は20代が30代や40代と比べて高くなったほか、スマホで決済ができる「電子マネーアプリ」(20代17.0%、30代19.6%、40代18.2%)は年代間に差はなく、いずれの年代も約2割が利用していることがわかりました。また、最近ビットコインなどの仮想通貨が話題になっていますが、「ビットコイン決済アプリ」は、30代で2.2%、40代で0.6%となりました。

Q.スマホ(または、フィーチャーフォン)にいれているお金・買い物関連のアプリは? (複数回答)

先ほどのデータで、電子マネーアプリの利用者が30代・40代に約5人に1人の割合でいることがわかりましたが、支払い方法の使い分けはどのように行われているのでしょうか。
様々な金額の買い物について、どの支払い手段を選ぶか聞いたところ、100円から1,000円の買い物では「現金」を選ぶ人が多数派(100円67.2%、500円57.3%、1,000円51.5%)となり、3,000円以上の買い物では「キャッシュレス」(「電子マネー」、「クレジットカード」、「デビットカード」の合計)が多数派(3,000円54.0%、5,000円60.5%、1万円65.8%、3万円73.9%、5万円76.0%、10万円77.7%)となりました。普段の財布の中身について聞いた質問では「5千円超~1万円以下」が最多回答でしたが、3,000円以上の買い物からキャッシュレス決済を選ぶ人が多くなることがわかりました。
20代の調査結果を利用し、年代別にキャッシュレスが多数派となる金額を比較すると、「キャッシュレス」が多数派となるのは30代・40代では3,000円以上の買い物だったのに対し、20代では1万円以上の買い物となっています。また、キャッシュレスを選ぶ割合をそれぞれの金額についてみると、支払い額を問わず、すべての金額で20代よりも30代・40代のほうがキャッシュレスを選ぶ人が多いようで、500円の買い物から1万円の買い物までは30代・40代のほうがいずれも10ポイント以上高くなりました。20代よりも30代・40代のほうが、キャッシュレス化が進んでいるようです。

Q.以下の金額の買い物で選ぶ支払い方法は? (各単一回答)

20代と30代・40代のおごり・おごられ感覚

  • 30代・40代が感じるおごり金額のボーダーラインは? 半数以上が「抵抗を感じない」ラインは2千円まで
  • 部下からの忖度はなし? 部下・後輩へのおごり 3千円だと半数以上が「抵抗を感じる」
    一方、20代が上司・先輩におごってもらうとき 3千円でも半数以上が「抵抗を感じない」

続いて、部下や後輩におごってあげるときに、抵抗を感じずにおごってあげられるのはいくらくらいまでか聞いたところ、「1,000円」では81.8%、「2,000円」では54.5%、「3,000円」では38.0%で、半数以上が抵抗を感じないボーダーラインは「2,000円」となりました。2千円までであれば、抵抗なくおごることができると感じている人が多いようです。

部下や後輩におごってあげるときに「抵抗を感じない」割合 (数値入力回答より算出)

また、20代の調査結果を利用して、30代・40代が部下や後輩におごるときに抵抗を感じるボーダーラインと、20代が職場の上司からおごってもらうときに抵抗を感じないボーダーラインとの関係をみると、30代・40代では「3,000円」のおごりで半数以上(62.0%)が抵抗を感じるのに対し、20代ではおごってもらう金額が「3,000円」でも抵抗を感じないという人が半数以上(60.3%)となり、おごり金額3千円ではバランスが取れていないケースが頻発しそうです。部下や後輩におごる側の30代・40代の半数以上が抵抗を感じることなく、上司や先輩からおごられる側の20代の大半が恐縮することもない、バランスの取れたおごり金額は、2千円程度までのようです。

(30代・40代)部下や後輩におごってあげるときに「抵抗を感じる」割合 (20代)職場の上司からおごってもらうときに「抵抗を感じない」割合 (各数値入力回答より算出)

消費意識と消費の矛先

  • 絆消費重視の傾向続く 30代・40代が最近1年で積極的に消費したこと 2年連続1位「家族との交流」
  • 働き方改革による消費意欲増進効果は30代・40代より20代で顕著!消費の矛先はどこに向かう?
  • インスタ映え消費に積極的なのは20代より30代・40代 「SNS投稿のために消費」30代・40代の約6割が経験
  • インスタ映え消費は「旅行・観光」がダントツ、男性は「カメラ」、女性は「料理」にも消費
  • 働く男女はスキルアップや資格取得、美容などの自分磨きに積極投資?男女とも約3割が自己投資に毎月支出
    平均支出額は男性8,999円/月、女性11,343円/月

年齢とともにライフスタイルが変わっていく30代・40代は、どのようなことにお金を使い、また、これからどのようなことに使っていきたいと考えているのでしょうか。消費に関する意識と実態を探るため、質問を行いました。
まず、最近1年間、積極的にお金を費やして行ったことを聞いたところ、「家族との交流(親孝行・家族サービスなど)」が34.9%で最も多く、次いで、「趣味を深める(何度も行う・通う、良い道具を揃える、など)」が31.0%、「友人との交流」が30.9%、「子どもとの交流や子どもの教育」が25.2%、「身だしなみ・美容」が21.4%となりました。積極的に家族や友人などと交流を深めたり、自分自身のためにお金を使ったりしたという人が多いようです。
昨年(2017年)の調査と比較すると、2年連続1位となったのは「家族との交流」で、2017年27.9%→2018年34.9%と7.0ポイントの上昇となりました。家族との交流にお金をかけたという人が増えているようです。そのほか、「趣味を深める」(2017年24.8%→2018年31.0%)や「友人との交流」(2017年22.2%→2018年30.9%)、「子どもとの交流や子どもの教育」(2017年19.8%→2018年25.2%)、「株式・債券投資」(2017年7.6%→2018年13.5%)なども5ポイント以上の上昇となりました。

Q.最近1年間、積極的にお金を費やしたことは? (複数回答)

最近ではワーク・ライフ・バランスに着目した働き方改革が推進されていますが、30・40代の消費意欲に変化はあるのでしょうか。働き方改革が進んだら今よりも積極的な消費をしたいと思うか聞いたところ、<周囲で一斉に残業時間が0(残業禁止)になった場合>では「積極的に消費したい」が65.9%、<周囲で一斉に柔軟な働き方(在宅勤務や週休3日など、自分に合った働く場所・時間が選べる)が当たり前になった場合>では「積極的に消費したい」が66.2%となりました。
積極的に消費したい人の割合を年代別にみると、<残業禁止>では20代73.6%、30代69.2%、40代62.6%、<柔軟な働き方>では20代75.4%、30代71.4%、40代61.0%となっています。働き方改革による消費意欲増進効果は、若い年代でより顕著に表れる傾向が高いようです。

周囲(自身や友人・家族・恋人/配偶者の職場)で働き方改革が始まったら、今より積極的に消費したくなる割合 (複数回答結果より算出)

では、30代・40代は働き方改革が進んだら具体的にどのようなことにお金を使っていきたいと考えているのでしょうか。働き方改革が進んだら、今よりも積極的に消費したいことを聞いたところ、<残業禁止>では「家族との交流」(22.2%)が最も多く、<柔軟な働き方>では「趣味を深める」(24.2%)が最も多くなりました。30代・40代には、仕事から早く帰れるときには家族サービスをし、自分自身のライフスタイルに合った働き方ができるときには趣味に没頭したいと考えている人が多いようです。20代の調査結果と比較すると、20代では<残業禁止>と<柔軟な働き方>のいずれも「友人との交流」(残業禁止32.8%、柔軟な働き方31.8%)が最多回答となっており、働き方改革が進んだ場合の積極消費対象に年代間で違いがあることがわかりました。

Q.働き方改革が周囲で始まったら、どんなことに積極的にお金を費やしたいか (各複数回答)

※20代の調査結果は、同様の設問で聴取した「20代の金銭感覚についての意識調2017」
(SMBCコンシューマーファイナンス調べ)より引用

※20代の調査結果は、同様の設問で聴取した「20代の金銭感覚についての意識調2017」
(SMBCコンシューマーファイナンス調べ)より引用

次に、消費のなかでも、2017年流行語大賞にも選ばれた「インスタ映え」消費(SNSにアップする写真や動画を撮影するためにお金を使うこと)に注目し、質問を行いました。SNSにアップする写真や動画を撮影するためにお金を使った経験があるか聞いたところ、「使ったことがある」が58.4%となりました。30代・40代の約6割にインスタ映え消費の経験があることがわかりました。
インスタ映え消費をしたことがある人の割合を年代別にみると、20代33.0%、30代60.4%、40代56.4%となり、インスタ映えのためにお金を惜しまない人が30代・40代に多い傾向がみられました。

Q.SNSにアップする写真や動画を撮影するために、お金を使ったことがあるか? (単一回答)

また、インスタ映え消費としてお金を使ったことがある人(584名)に、どのようなことにお金を使ったか聞いたところ、「旅行・観光(絶景スポットなど)」が55.0%で最も多く、次いで、「料理(自作弁当や調理家電など)」が13.9%、「レジャー(ナイトプール・アウトドアなど)」が13.4%、「フード・スイーツ(チーズダッカルビ・ロールアイスなど)」が12.5%、「カフェ(ラテアートなど)」が12.2%となりました。
男女別にみると、男女とも「旅行・観光」(男性60.9%、女性49.2%)がダントツとなったほか、男性では4位に「カメラ・ビデオカメラ(アクションカム・トイカメラなど)」(10.7%)が、女性では2位に「料理」(17.6%)がランクインしました。インスタ映え消費のために、男性はカメラを新調し、女性は料理に積極的になる人が多いのかもしれません。

Q.SNSにアップする写真や動画を撮影するためにお金を使ったことは?(複数回答)

次に、日頃行う資格取得や勉強などの自己投資、スポーツ・運動に関するお金の使い方について質問を行いました。自己投資やスポーツ・運動に毎月支出しているか聞いたところ、<自己投資>に支出している割合は22.2%、<スポーツ・運動>に支出している割合は21.6%となりました。支出している割合を有職者に注目して男女別にみると、<自己投資>では男性26.7%、女性27.0%と、男女とも約3割となっています。スキルアップや資格取得、美容などの自分磨きのために積極的に消費する働く男女は少なくないようです。また、<スポーツ・運動>では男性31.2%、女性17.4%となっています。
それぞれ支出している人(自己投資222名、スポーツ・運動216名)に、毎月いくらくらい支出しているか聞いたところ、平均額は<自己投資>では9,643円、<スポーツ・運動>では5,930円となりました。有職者に注目して男女別に平均額をみると、<自己投資>では男性8,999円、女性11,343円、<スポーツ・運動>では男性6,001円、女性7,229円と、どちらも女性のほうが高くなりました。30代・40代の女性ビジネスパーソンは、自分磨きやスポーツへの消費に積極的な人が多いようです。

Q.自己投資やスポーツ・運動にお金をかけているか?
自己投資やスポーツ・運動に毎月かけている支出の平均額 (数値入力回答より算出)

また、旅行に関するお金の使い方についても質問を行いました。旅行にお金をかけているか聞いたところ、かけている割合は63.8%となりました。また、旅行にお金をかけている人(638名)に、1年間でいくらくらいかけているか聞いたところ、「5万円以下」と「5万円超~10万円以下」がともに22.3%、「10万円超~15万円以下」が22.4%で、15万円以下の割合が3人に2人(67.0%)となったほか、「50万円超~100万円以下」が5.8%、「100万円超」が3.3%で、50万円超の割合が10人に1人(9.1%)となり、平均額は16.8万円でした。お手頃な費用で旅行を楽しんでいる人や、逆に豪華な旅行を楽しんでいる人もみられる結果となっています。

Q.旅行にお金をかけているか?

ライフイベントと収入

  • 30代・40代の半数以上が結婚・出産をしようと思える年収は? 結婚は「500万円」、出産・子育ては「600万円」
  • 結婚のハードル上昇、男性がより慎重な姿勢に!「年収400万円あればしたい」男性では約3割にとどまる
  • 車離れが進行?「年収400万円あれば車を購入したい」は全年代で4割を下回る、「住宅購入」は2割を下回る
  • 年収いくらなら管理職になりたい? 正規雇用者の半数以上が管理職で働こうと思えるラインは「年収800万円」
    男女とも管理職を敬遠? 男性では「年収1,000万円以上あれば」を条件とした人が3割で最多回答に
    女性の活躍推進・就業環境改善は道半ば? 年収がどんなに高くても管理職になりたくない女性が2割
  • 年収アップを望む人は働く30代・40代では8割半に、40代女性では5人に1人が現状維持を希望
    現状維持を希望する理由は? ワーク・ライフ・バランスを重要視したい気持ちが背景に
  • 働く男女の目標年収 30代男性はプラス346万円で平均825万円、30代女性はプラス161万円で448万円

ライフイベントの多い30代・40代は、結婚や出産・子育てといった自身のライフイベントと収入の関係について、どのような意識を持っているのでしょうか。結婚や出産・子育てなどをしたいと思える年収(世帯年収)はいくらか聞いたところ、<結婚>では、「年収400万円あれば」(11.5%)や「年収500万円あれば」(22.5%)などに回答が集まりました。また、年収400万円であれば結婚したいと思える割合(「年収400万円あれば」までの累計、以下同様)は33.4%、年収500万円では55.9%、年収600万円では66.6%となりました。30代・40代の半数以上が結婚したいと思える年収としては、500万円が境目のようです。
<出産・子育て(1人)>では、「年収500万円あれば」(19.3%)や「年収600万円あれば」(13.1%)などに回答が集まりました。半数以上が子育てをしたいと思える年収の境目は年収600万円(「年収600万円あれば」までの累計55.0%)と、結婚よりも100万円高いラインとなっています。30代・40代の意識としては、結婚は年収500万円、子育ては年収600万円あればしたいと思うのが多数派であることがわかりました。

Q.しようと思える年収(世帯年収)は? (各単一回答)

では、自身のライフイベントに対する意識について、年代間で違いはみられるのでしょうか。1世帯当たりの所得金額の中央値が427万円(※4)であることを踏まえ、世帯年収400万円に着目して、各年代での意識の違いについて探りました。
年収400万円で<結婚>をしたいと思える割合を年代別にみると、20代では39.8%、30代では34.6%、40代では32.2%となりました。年代が上がるにつれ、年収400万円あれば結婚したいと思える人は減っていくようです。
男女・年代別にみると、年収400万円あれば結婚したいと思える割合は、男性では、20代28.6%、30代31.2%、40代27.2%と、どの年代も約3割となっており、年代間で意識に大きな差がないことがわかりました。他方、女性では、若い年代ほど結婚したいと思える割合が高く、20代51.0%、30代38.0%、40代37.2%と、20代では半数以上となっています。結婚に際しては、女性よりも男性のほうが必要と考える年収額が高いようで、男性の結婚に対する慎重な姿勢がうかがえました。
また、年収400万円で<出産・子育て(1人)>をしたいと思える割合を年代別にみると、20代30.2%、30代24.6%、40代20.6%となっており、結婚と同様、若い年代ほどハードルを低く設定していることがわかりました。
男女・年代別にみると、男性(20代22.8%、30代25.2%、40代18.4%)や30代女性(24.0%)、40代女性(22.8%)が3割に満たないなか、20代女性が37.6%で最も高くなりました。結婚も子育ても、30代・40代はハードルを高めに設定しがちなのかもしれません。昨年(2017年)の調査結果を利用し、年収400万円で結婚したいと思える割合の変化を男女・年代別にみると、男性で下降傾向がみられ、2017年調査では20代40.0%、30代44.0%、40代47.2%だったのに対し、2018年調査では20代28.6%、30代31.2%、40代27.2%と、いずれの年代でも10ポイント以上下降しました。結婚に対するハードルが高くなっている男性が多いようです。

※4:厚生労働省「平成27年 国民生活基礎調査の概況」より

世帯年収が400万円になった場合、しようと思う人の割合 (単一回答より算出)

※20代の調査結果は、同様の設問で聴取した「20代の金銭感覚についての意識調査2017」
(SMBCコンシューマーファイナンス調べ)より引用

【2017年調査結果】世帯年収が400万円になった場合、しようと思う人の割合 (単一回答より算出)

※20代の調査結果は、同様の設問で聴取した「20代の金銭感覚についての意識調査2016」
(SMBCコンシューマーファイナンス調べ)より引用

さらに、自家用車や住宅の購入について、所有(購入)しようと思える年収はいくらぐらいでしょうか。<結婚>、<子育て・出産(1人)>と同様、年収400万円あればしたいと思える割合を年代別にみると、<自家用車>では、20代39.2%、30代38.0%、40代34.2%となり、20代と30代が約4割となりました。自家用車の購入に前向きなのは40代よりも20代・30代のようです。男女・年代別にみると、男性はどの年代も3割台(20代32.0%、30代35.2%、40代34.4%)となっていますが、女性は年代が上がるにつれ割合が低く(20代46.4%、30代40.8%、40代34.0%)なる傾向がみられました。<結婚>と同様に、昨年(2017年)の調査結果を利用し、年収400万円で自家用車を購入したいと思える割合の変化を年代別にみると、2017年調査では20代50.7%、30代44.4%、40代41.4%だったのに対し、2018年調査では20代39.2%、30代38.0%、40代34.2%と、いずれの年代も下降していることがわかりました。
他方、<自宅>では、20代17.9%、30代14.0%、40代14.6%と、年代間での大きな差はなく、いずれの年代も年収400万円あれば自宅を購入したいと思える割合は2割を下回る結果となりました。

世帯年収が400万円になった場合、所有(購入)しようと思う人の割合 (単一回答より算出)

※20代の調査結果は、同様の設問で聴取した「20代の金銭感覚についての意識調査2017」
(SMBCコンシューマーファイナンス調べ)より引用

【2017年調査結果】 世帯年収が400万円になった場合、所有(購入)しようと思う人の割合 (単一回答より算出)

※20代の調査結果は、同様の設問で聴取した「20代の金銭感覚についての意識調査2016」
(SMBCコンシューマーファイナンス調べ)より引用

気になる仕事観についても調査してみました。現在、正規雇用(正社員・正規職員)の人(439名)に、<管理職>で働こうと思える年収(個人年収)はいくらか聞いたところ、「年収1,000万円以上あれば」が25.8%で最も多くの回答が集まりました。半数以上が管理職になりたいと思えるのは年収800万円(「年収800万円あれば」までの累計59.7%)で、昨年(2017年)の調査と同様の水準となりました。
男女別にみると、男性では「年収1,000万円以上あれば」が29.8%で最多回答となりました。男性には、年収1,000万円以上を得られないと管理職昇進に前向きになれないという人が多いようです。他方、女性では「年収がどんなに多くても、したいと思えない」が20.5%で最も多くなりました。女性の活躍推進・就業環境改善が道半ばだということの表れか、正規雇用で働く女性の5人に1人が管理職への昇進には消極的な姿勢を示しました。

Q.<管理職>で働こうと思える年収(個人年収)は? (単一回答)対象:現在、正規雇用(正社員・正規職員)の人

最後に、有職者(713名)に、年収についての意識を聞きました。まず、現在の年収(個人年収)を上げたいかどうかでは、「上げたい」が86.3%、「上げたくない・そのままでよい」が13.7%となりました。大半の人が今よりも自身の年収を上げたいと考えているなか、1割半の人が現状維持を希望していることがわかりました。
男女別にみると、現在の年収を上げたくない・そのままでよいと考えている人は男性よりも女性に多く、男性では12.4%、女性では15.7%となっています。男女・年代別にみると、40代女性が20.9%で他の性年代層よりも高くなりました。

現在の年収(個人年収)を上げたい人の割合 (数値入力回答より算出)対象:有職者

現在の年収を上げないで現状維持を希望している人の理由をみると、「今のライフスタイルに満足しているから」(女性・34歳、正社員・正規職員)や「共働きで無理のない働き方をしているのが今だから」(女性・31歳、正社員・正規職員)、「プライベートと仕事の両立ができているから」(女性・32歳、パート・アルバイト)、「子どもと過ごす時間を減らしたくないから」(女性・36歳、パート・アルバイト)といった、現在のワーク・ライフ・バランスに満足している状況が多く挙げられました。現在の年収のままで構わないと考える背景には、ワーク・ライフ・バランスを重要視したいという思いがあるようです。そのほか、「苦労したくないから」(男性・45歳、派遣・契約社員)や「取り組んでもできないから」(女性・49歳、事業主)、「いい条件が望めないから」(女性・48歳、パート・アルバイト)といった消極的な理由や、「体を優先したいから」(女性・36歳、パート・アルバイト)、「年収を上げるより、同じ年収で仕事量を減らすほうに頑張りたいから」(男性・37歳、正社員・正規職員)などが挙げられました。

現在の年収をあげたくない・そのままでよいと考える理由 対象:現在の年収をあげたくない・そのままでよいと考えている人

では、年収アップを希望している人の目標年収はいくらくらいなのでしょうか。現在の年収を上げたいと考えている人(615名)に、現在の年収と、上げたいと思う年収額を聞き、そこから目標とする年収額を算出しました。
まず、現在の年収にプラスして、何万円くらい上げたいと考えているかでは、「100万円~200万円未満」(34.3%)に最も多くの回答が集まり、プラスしたい年収の平均は247万円でした。男女別にみると、男女とも「100万円~200万円未満」(男性31.0%、女性39.3%)が最多回答となり、プラスしたい金額の平均は、男性では323万円、女性では132万円で、男性が女性と比べておよそ2.4倍となっています。また、半数以上がプラスしたいと考えている金額をみると、男性は200万円(「200万円以上」の累計、以下同様)、女性は100万円でした。さらに、男女・年代別に平均額をみると、男性では30代346万円、40代301万円、女性では30代161万円、40代97万円で、30代男性が最も高くなりました。女性よりは男性、40代よりは30代が、希望する年収アップ額が高いようです。

Q.現在の年収にプラスして、何万円くらい上げたいと考えているか?

次に、算出した目標年収についてみると、全体の平均は676万円で、男女別では、男性854万円、女性411万円となりました。男性は女性と比べて2倍以上となっており、高年収を志向する男性が多い様子がうかがえました。
男女・年代別に目標年収の平均額をみると、男女で年代間に傾向の違いがあるようで、男性では30代825万円、40代882万円と、年代が上がるにつれ平均額が高くなっている一方、女性では30代448万円、40代365万円と、年代が上がるにつれ平均額が低くなっています。
男性と女性で、ワーク・ライフ・バランスに対する意識や両立の仕方が異なることが、年収への意識に影響しているようです。

目標年収の平均額 (数値入力回答より算出) 対象:現在の年収を上げたいと思っている人

いかがでしたか。ライフイベントが多い30代・40代の皆さんは、ライフスタイルの変化に合わせ優先順位を整理しながら、お金や時間の使い方を変えていることが分かりますね。そして、ワークライフバランスを重視する人、自身のキャリア磨きを重視する人など働き方や生活スタイルが多様化していることも分かりました。 2018年をどう過ごしたいのか、5年後、10年後、どんな自分でありたいのかを考えてみるきっかけになるかもしれませんね。