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【全国の高校生に聞いてみた】お年玉全額を●●に使った!高校生2人に1人が回答
お年玉の卒業時期はいつ??

あっという間に2016年が終わってしまう!
そして、新年がすぐやってきますね。お正月といえば、お楽しみの“お年玉”!!ですね。
お正月休みとお年玉、なんと喜びが多い時期でしょう。
今回のマネー感では、全国の高校生のお年玉事情に関する調査を行いましたので、その結果を発表します。調査結果は、SMBCコンシューマーファイナンスが10月16日~11月30日の間に開催した金融経済教育セミナーの受講者にアンケートをお願いし、全国の高校生の本音を掘り下げました。

【調査概要】

調査対象
:SMBCコンシューマーファイナンスが開催した
金融経済教育セミナーの受講者(高校生のみ算出)
有効サンプル数
:男女高生1,000名
(うち、男子高生 670名、女子高生 330名)
調査期間
:2016年10月16日~11月30日

まず、「今年(2016年)は、お年玉を合計でいくらもらいましたか」を聞いたところ、「3万円以下」が最も多く、35.4%の回答が集まりました。次に多いのは、「5万円以下」の30.3%で、3位は、なんと「10万円以下」が16.9%という結果でした。

また、男女別で見てみると、男子高生の3人に1人は「3万円以下」のお年玉をもらったという結果でしたが、女子高生の3人に1人は「5万円以下」のお年玉をもらったという結果でした。女子高生の方がたくさんもらっているようですが、男女を含めて7割強の高校生が「5万円以下」のお年玉をもらったことが分かりました。

お年玉をもらった高校生がたくさんいる中でも1割未満ですが、お年玉をもらっていない高校生もいるようですね。
学生の皆さんがもらったお年玉は、サラリーマンのボーナスと同じようなものといえるでしょう。突発的に大きなお金が手に入った場合、サラリーマンは「貯金」「商品・サービスの購入」「国内外旅行」という使い道が多いですが、高校生の皆さんは、お年玉をどのように使っているか、気になりますね。
そこで、「いただいたお年玉をどのように/どれぐらい使いましたか」と聞いてみたところ、高校生464名がもらったお年玉の全額を「親に預けた」or「消費した」or「貯蓄した」と回答しました。

高校生の2人に1人がお年玉の全てを何かに使ったことが分かりましたが、使い方は、消費と貯蓄という両面でのようです。では、お年玉を二等分に分けた高校生がどのように使ったかを調査しましたので、その結果を見てみましょう。

お年玉を二等分に分けて使った高校生は、175名でした。
そのうち、「半分消費した/半分貯蓄した」が116名で、最も多く回答が集まり、男子高生が69名、女子高生が47名でした。次に多く回答が集まったのは「半分親に預けた/半分消費した」(44名、うち男子高生が29名、女子高生が15名)でした。最後に「半分親に預けた/半分貯蓄した」が15名(うち、男子高生が13名、女子高生が2名)という結果になりました。

消費と言っても様々な使い方がありますよね!
最後に、イマドキ高校生は、突発的に手にしたお金をどのように使ったかと探ってみました。結果、「お買い物」が最も多く、358名が集まりました。次に多かったのは、「交際費」、243名でした。

また、お買い物に消費した人(358名)は何を買ったのかを聞いてみたところ、「服・靴・鞄」、「本や漫画」、「ゲーム」がトップ3にランクインしました。好きなもの・欲しかったものを買う人が多いようです。
また、「授業や部活に必要なもの」も多く「雑貨」にならび4位という結果でした。

以上、全国の高校生のお年玉事情2016でした。
2016年は、残りわずかですが、2017年のお年玉がお楽しみですね!お年玉は金額を問わずもらったら嬉しいものですが、そのお金をどのように使うか、ぜひ計画を立ててみてください。貯蓄も大事ですが、自分へのご褒美も大事ですね。

豆情報

今回は、高校生のお年玉事情について調査しましたが、お年玉って一体何だったのか、いつまでもえるか、皆さんご存知ですか。

お年玉の由来は?

現在、お年玉は新年を迎えるために贈られるものであり、「お金」は主流で、目上の人から目下の人に贈ることが特徴です。お年玉の由来は様々な説がありますが、何れも実は、もともとお金ではなく、「お餅」でした。 供えた「餅」をお下がりして子供に食べさせて、「お歳魂(おとしだま)」と呼ばれたことからとする説があります。また、この餅は年初に分配されることから、歳の初めの賜物(たまもの)で「年賜(としたま)」が変化したとする説もあります。

引用:言語由来辞典

お年玉っていつまでもらえるの?

お年玉には、卒業時期があります!その時期がやってくるのは、それぞれの家庭によりますが、“20歳”を線引きにしていることが多いようです。20歳になると社会的に認められる成年者ということで、お年玉の卒業時期にしているかもしれませんね。 また、最近では、「高校卒」「大卒」「社会人になった」それぞれのライフステージの変わり目にあわせてお年玉の卒業時期を決められることも多いようです。

引用:マイナビ ウーマン “お年玉をもらうのは何歳まで?”

お年玉の卒業時期がやってきたら、今度はお年玉をあげる側になります。
お年玉の金額は、もらう側の年齢や親しさなどで決めることが多いようですが、実際お年玉をあげた人を対象にした調査結果に基づいてお年玉の相場をご紹介します。

引用:住信SBIネット銀行 お年玉に関する意識調査 2016
※ 回答は2016年調査対象者別の回答から40%以上の結果を参照