- 株式会社三和銀行(頭取 室町 鐘緒)、プロミス株式会社(社長 神内 博喜)および株式会社アプラス(社長 石合 正和)の3社は、個人向けローンの合弁会社を設立することで合意いたしました。
共同設立に参画する3社は、昭和30年代より、個人のお客さまの資金ニーズに応えるべく、個人ローン・クレジットなど、各種金融商品・サービスを提供してまいりました。今回の合意につきましては、このように各社が築き上げてきた事業ノウハウや機能を融合し、相互に提供し合うことで、市場競争力のある金融サービス事業を早期に立ち上げることを目指すものです。
新会社は、3社において未開拓の個人顧客層が存在するとの認識の下、銀行・消費者金融・信販など、既存の業態とは異なる商品設計に基づく新型ローンを開発するとともに、インターネット・ICカード等、最新の技術を積極的に取り入れ、顧客利便性を徹底的に追求していくこと等により、新しいマーケットを創造してまいります。
新会社は、2000年4月に会社設立、2000年中に営業を開始できる体制を整えます。これに向け、来年1月より共同で設立準備室を立ち上げ、業務内容、事業計画の具体化、関係法令に基づく許認可の取得と登録手続きなどを進めてまいります。
3社は、今後とも、新しい時代のリテールビジネスを展開することで、お客さまの金融ニーズに対応した付加価値の高い商品・サービスの提供に努めてまいります。 【 事 業 概 要 】 < 提携の狙い > - 合弁会社の設立により、個人向けローンの新マーケットを開拓し、新たな事業収益を確保します。
- 各社の経営資源(強み)を相互に有効活用いたします。
< 事業コンセプト > - 各社の事業ノウハウ・インフラ等を最大限に活用して、既存の業態とは異なる商品設計に基づくローン商品の開発、新しい技術や通信手段による「顧客利便性」追求等により、新しいブランド業態を確立してまいります。
- また、企画、商品開発などを除く業務運営につきましては、アウトソーシングに努めることで、ローコストオペレーションを徹底いたします。
< 事業概要 >
1.販売商品 - 個人向けの無担保・無保証ローンを中心といたします。既存の業態で、ローンの契約を控えてこられた、給与所得者層をメインターゲットとします。
- 貸付金利は15〜18%程度を想定しています。
2.ブランド
- 既存業態のイメージを想起させない新ブランドを立ち上げます。
3.販売チャネル
- インターネット・電話・FAX・郵便等の通信手段を用いたチャネルを中心に申し込みを受け付け、即時審査を実施いたします。
- その他、自動契約機を使った無人店舗展開や、流通・サービス業など他業態との提携も検討してまいります。
4.キャッシュポイント
- 各社が既に設置しているATM・CDネットワークを開放いたします。特に、三和銀行は首都圏・近畿圏を中心に、プロミスは全国エリアでネットワークを構築しており、相互補完性が高く、お客さまに十分な利便性を提供できるものと考えております。
- その他、金融機関、ノンバンク等との提携についても、今後検討をしてまいります。
5.債権管理
- 債権管理センター(仮称)を全国数ヶ所に設置いたします。
6.資金調達
- 当面は自己資金および三和銀行を中心とした金融機関からの借入をメインの調達方法といたします。その後、調達方法の多様化と安定化を図ってまいります。
7.事業計画
- 3年後に貸付金残高3000億円程度を目標としてまいります。
< 会社概要 > 1.会社名 | :検討中 | 2.資本金 | :100億円(予定) | 3.出資比率 | :三和銀行50%、プロミス40%、アプラス10% | 4.設立予定日 | :2000年4月1日(予定) | 5.営業開始日 | :2000年中 | 6.本社所在地 | :東 京 | 7.役 員 | :総計6名以内、監査役3名 | 8.従業員 | :正社員25名程度 | | 以 上 《 本件に関する問い合わせ先 》 | - 株式会社三和銀行
広報部 06−6206−8134
広報部(東京) 03−5252−1236
- プロミス株式会社
広報部 03−3213−2545 - 株式会社アプラス
企画部 03−5229−3773 | | |