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2004年12月17日

各位

日本アイ・ビー・エム株式会社
プロミス株式会社

国内金融機関で初!最先端災害対策ソリューションを導入

 

プロミス株式会社(社長・神内博喜、以下プロミス)は、広域災害の際にも安定した継続稼動を実現する日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・大歳卓麻、以下日本IBM)の最先端災害対策ソリューション「GDPS/XRC(Geographically Dispersed Parallel Sysplex / eXtended Remote Copy :広域分散並列シスプレックス/拡張リモート・コピー)」を基幹システムに導入します。本ソリューションの導入は、日本の金融機関として初めてで、平成17年度上期に稼働の予定です。

  プロミスでは現在、関西地区の耐震設計されたIT専用ビルに設置している電算センター内で、2台のホストコンピューターによるバックアップ体制を構築していますが、自然災害が頻発している昨今の状況を踏まえ、より一層のシステム基盤の強化を目的として、本ソリューションを導入することとしました。

【今回導入するソリューションの概要】
今回導入するソリューション「GDPS(R)/XRC」は以下のとおりです。


  関西地区にあるプロミスの電算センターと数百キロ離れた関東地区のIBMの電算センター間を、ブロードバンド・ネットワークで接続し、両センターのストレージ装置間でリアルタイムでデータ更新(ミラーリング)し、バックアップするためのソリューションです。これによって、常にIBMの電算センターにプロミスの最新のデータが確保され、災害時のデータ・ロス時間も数秒以内に最小化できます。プロミスの基幹システムには「IBM(R) @server(R)zSeries(R)」が使われており、基幹システムが使用している全てのディスク・ボリュームがXRCのミラーリング対象となっています。従って災害時には全ボリュームが全て最新の状態で揃っているために直ちにシステムを再稼働することが可能です。


  GDPS(R)は、数百ボリュームを超えるような大規模なディスク・ミラーリングを円滑に運用できるように設計され、災害対策のシステム構築を短期で実現するための基盤を提供します。災害時においても極めて短時間で、かつ自動的にシステムを再稼働できる特長があり、海外では既に160件を超える採用実績があります。今回プロミスではXRCの技術をベースとしたGDPS(R)を採用しています。

※IBM(R)、@server(R)、zSeries(R)、GDPS(R)は、IBM Corporationの商標。

以 上

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