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高校と協働してお金について学べるカードゲームを制作

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(本社:東京都江東区豊洲、以下 当社)は事業を通じたSDGs達成への取り組みとして、全国11カ所にある『お客様サービスプラザ』が主体となり、2011年より「PROMISE 金融経済教育セミナー(以下、セミナー)」を開催しています。 このたび金沢お客様サービスプラザは、セミナーの開催先である福井南高校と協働し、お金について学べるカード型のゲームを制作しました。

お金について学べるカード型のゲーム

学生がお金に対する正しい知識と判断力を養うための金融教育の1つとして、当社は「ローン・クレジット」をテーマとしたセミナーを提供しています。この授業を受けた福井南高校からの「ゲームを通じて生徒にお金ついて主体的に学ばせたい」というニーズを受け、 「ローン・クレジット」セミナーの一環として人生で起こる可能性のあるイベントやローンを模擬的に体験できるカードゲームを高校と協働で開発しました。

お金について学べるカード型のゲーム

カードゲームの目的

模擬的にイベントやローンをカードゲームで体験することで、自身の今後の進路やキャリアを思い描くきっかけとする

カードゲームの概要

・グループによるチーム制。トランプサイズのカードを用いて、18歳から65歳までのライフイベント(進学・就職・結婚など)を生徒が選択するとゲーム上の収入や支出等も変動。65歳時点の最終的な貯金額を算出 ・自動車や住宅購入によるローン借入を行う場合は、ゲーム上の自身の収入と支出の中からカードに記載された月額の返済を行う ・災害等の予期せぬハプニング等により、収支が変動することもある。

授業を受けた生徒は「様々な要因で収支が変動することが身をもって体験できた」「ライフプランを考える上では不測の事態への備えも必要だと感じた」とコメントする等、ローンの仕組みや付き合い方についてこれまで以上に身近に感じるとともに、自身の今後の進路やキャリア等とも絡めて自分事化しながら学ぶことができました。 また、ゲームを制作した担当教諭からは「経済のしくみや生涯というスパンでの金銭感覚を身につけるにとどまらず、前回参加した生徒がゲームコンテンツの制作へ参画できる仕組みを設けたことで、学年を超えて主体的、意欲的な姿勢を涵養する効果がみられた」という声が聞かれ、生徒が主体的かつ前向きに授業に取り組む様子が見て取れました。 今後も、ゲームに出てくる時事情報等を更新し、カードゲームが社会情勢や学校現場に即した学習教材となるよう適宜内容をブラッシュアップしていきます。

当社はこれからも学校や教員、生徒に寄り添いながら、未来を担う若者がお金について主体的に学ぶ姿勢を後押していきます。

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